歯科治療の現場では、パラジウムやチタンをはじめとする、さまざまな金属素材が使用されています。しかしながら、口腔内に異種の金属素材が存在することで、身体に影響を及ぼす「ガルバニー電流」が発生することは、あまり知られていない事実かもしれません。
もともと、私たち人間の体には微弱な電流が流れており、脳はこの微弱な電流によって全身をコントロールしています。しかしながら、ガルバニー電流が発生すると脳からの指令が混乱し、自律神経を乱し、人間が本来持っている自然治癒力や抵抗力を下げる可能性があるといわれています。
その結果、現れてくるのが体の痛みや疲れ、不眠、イライラといった神経症状です。しかし、ほとんどの方はガルバニー電流が原因と気付かないまま、自律神経失調症や更年期障害等と診断され、不快な症状に悩まされ続けることになります。
当クリニックでは、ガルバニー電流のリスクを排除すること、また金属アレルギーに対してのノンメタル治療を行っております。使用する金属を統一させる、あるいは一切使用しないなど、患者様の身体の状態やご要望に応じた治療を行ってまいります。
金属アレルギーの代表的な症状が原因不明の湿疹、かゆみとして、口とは全く関係がないと思われる場所(たとえば手のひら、足の裏)に出ることがあります。このようなアレルギーはⅣ型アレルギー(遅延型)といい、従来のアレルギー検査であるパッチテストでは抽出することができにくいことが問題となっております。
不定愁訴で悩まされているものの、内科等で検査しても原因がわからない。そのような場合、口腔内の金属が原因となっている可能性がございます。一度ご相談ください。